【初心者の不安解消!】超優しい最初のギターの選び方
こんにちは、おさかなさんです🐟
高校2年生からギターを始めて、はや10年。
今では、ギターやベースを弾いて、仲間とバンドなんて組んじゃってます。
少なくとも自分をのことをもう初心者とは呼べないと思ってます(そうであってくれ!笑)
そんなおさかなさん、「ギターを始めたい!」って友達がけっこういて、たまに一緒にギターを選びにいきます。
自分なりに大切に思うポイントを伝えながら、一緒に選んでますが・・・
「他の人はどんなことを基準にしているんだろう??」
とふと思い、検索してみました。
ところが出てくる記事には・・・
「初心者向け」とか「初めてのギター選び」とか書きつつ、内容には
「こういう曲を弾きたいなら◯◯◯の◯〇〇がおすすめ!」
と、初心者にはよくわからないだろうメーカー名やタイプ名の横文字英語がズラリ!!
「全然、初心者に優しくない!!笑」
とツッコミたくなるおさかなさんでした。
確かに、ギターを選ぶ上で知識があることに越したことはないです。
でも、その記事に紹介されているギターが必ず近くの楽器屋さんに取り揃えられているわけではありません。
それに「こういう曲が弾きたいならこれ!」と紹介されているギターが、必ずしもあなたの手にしっくりくるわけではありません。
今回は「ギターを弾く」「ギターを始める」ということのハードルがもっと低くなるように、超初心者のあなたにおすすめしたいポイントを紹介していきたいと思います。
もくじ
「自分はどんな音楽が好きか?」を思い出す
まず、あなたがギターを弾きたいと思ったキッカケは何ですか?
友だちが文化祭で弾いていてかっこよかったから。
好きなアーティストみたいに弾き語りしたいから。
バンドって楽しそうだし、自分もやってみたいから。
と、人によって何に影響を受けたかは様々です。
もし、「あんな風に弾きたい!」というイメージがあれば、そのイメージを基にギターを選びましょう!!
「かっこいい」「ステキ」と心が素直に感じたことを基にすると、モチベーションを維持しやすいです。それには、基になったイメージに寄せていくことが一番です。
それに「このギターから始めなきゃダメ!!!」「そんなの初心者に向いてないよ!!」なんて本人以外からのよくわからない忠告は聞かなくて大丈夫です笑
自分が楽しみたいから弾くんです。忠告をする人のために弾くんじゃないんです。
自分が楽しかったら続くし、楽しくなかったら続かない。それだけです。
でも、「なんとなく始めたいんだけど、どうしたらいいんだろう」というフワフワしている方もいると思います。
これからは、そういう人達にに向かってお話ししていきたいと思います。
ちなみにフワフワしているのは悪いことじゃないです。僕もそうだったので笑
アコースティックギターとエレキギターってどっちを買ったらいいの?
どちらでもいいです!笑
自分がより楽しめる方を選んでください。
それが一番長続きするコツなので。
「でも、決められないよ・・・」
と、欲しいギターが定まってないあなた。
とりあえず、、、
アコースティックギターを買うことをおすすめします!
ギターには大きく分けて2種類あります。
アコースティックギター:見た目が「木」で、なんだか優しめな音がする。
エレキギター:ロックバンドなどでよく使われていて、ギュイーンって音がする。
2つある内のアコースティックギターから弾き始めることをおすすめします。
理由は2つ。
・音をそのまま出せて、手軽に始められるから。
・アコースティックギターを弾いていれば、エレキギターを弾くことも難しくはないか
ら。
基本的にアコースティックギターは特にアンプなどの機材に繋がなくても、そのままの音を楽しむことができます。逆にエレキギターはアンプなどの機材に繋ぎ、エフェクターなどで音色を変えながら、本気の音を出していくものです。そのままでも音は出ますが・・・アンプに繋がないのであれば、やはりアコースティックギターをおすすめします笑
そして、そのまま音が出るので、ある程度弾けるようになったときに他の人とセッションする機会の幅がめちゃくちゃ広くなります。歌ってもらう、手拍子してもらう、カホン(打楽器)を叩いてもらう、などなど。
そして、アコースティックギターを最初に弾いていたらエレキギターを弾き始めることはそう難しくありません。アコースティックギターの方が弦が硬めで、エレキギターの方が使われるコード(の押さえ方)が簡単だからです。とりあえず、アコースティックギターを弾いておけば、あとからエレキギターが弾きたくなってもすぐに挑戦できます。ちなみにエレキギターを弾き始めてから、アコースティックギターにも挑戦したって人は周りではあんまり聞かないです笑
ちなみに、アコースティックギターには
①フォークギター
②クラシックギター
の2種類があります。
普通のJ-popが弾きたい方は 、フォークギター。
「禁断の遊び」など、ソロギターを弾いていきたい方はクラシシックギター。
極論で言えば、どちらでも大丈夫なのですが・・・とりあえず、何となくでも上の分け方で考えておくと、ギター選びがよりスムーズになります♪
予算はいくら?お財布と相相談してみよう。
よく聞かれるんです。
「ギターが欲しいんだけど、いくらくらいするの?」
はっきり言って、ピンキリです!!笑
めちゃくちゃ安いものもあるし、めちゃくちゃ高いものもあります笑
ただ、初めからそんなに高いギターが必要だとは思いません。
おすすめは3~5万円台です!
3~5万円台であれば安定して、弾きやすく、音も良いギターが手に入ると思います。
1万円台でも、たまーにいいギターが売ってたりしますが・・・
もし、そういうギターと出会えたら「ラッキー!」と素直に喜びましょう。
よく
『初心者セット1万!これを買えばあなたもすぐ始められる!』
みたいな宣伝で、ギターと一緒にチューナーやら、クリーナーやら関連グッズがたくさんついてくるセットを楽器屋で見るのですが・・・正直言ってあんまりおすすめできません笑
とりあえず、それだけのグッズがついてきてそのお値段ということは、ギターの本体の値段が安い=質が悪い ということにもなりかねます。
質が悪ければ
「弾きづらい」
「音が悪い」
というような問題も起きてきます。
加えて「これを買ったらもう大丈夫」という安心感が、ギターを弾く気持ちを無意識のうちに減退させているような気がします。。。
とは言うものの手軽さゆえにこの手のセットに何も考えずに手を出す知り合いも何人かいましたが・・・もう誰もギターを弾いていません笑 (前述しましたが、本当にそのギターが弾きたいという気持ちがあればいいと思います!)
それでも、「ギターって高いんだな・・・」と思う方もいると思います。
そんな方は・・・以下の2つの方法をおすすめします。
1,知り合いから譲ってもらうor貸してもらう
2,中古楽器を見てみる。
1は完全無料!笑
自分の周りの人を思い浮かべてみてください。ギターを持っているけど、弾いていない人けっこういませんか?笑 もし、今はわからなくてもちょっとリサーチすると誰かしらいるものですよ。知り合いのおじさんとか「昔、弾こうと思って買ったんだけどね〜」なんて言いながら、実は持ってたりします。
そういう人から譲ってもらうor貸してもらうは、かなりコスパがいい方法!ずっと放置されているギターもやっと弾いてくれる人が現れて、まさにwin-winな関係です笑
2も見てみる価値あり。「ギターは弾かれるほど、音が良くなる」とも言われます。中古品といえど、侮ることなかれ。意外に良いものが売ってたりします。一方で、壊れかけのジャンク品が多いことも事実。せっかく買ったギターをすぐに修理に出すようなことにはしたくないですよね。中古楽器はちゃんとしたお店、ちゃんとした楽器を買うことが大切です。
楽器屋にいってみよう!店員さんに聞いてみよう!
・どんなギターが弾きたいか?
・予算はどれくらいか?
がなんとなくイメージできたら、楽器屋さんに行ってみましょう!
あなたの家の近くに楽器屋さんはありますか?
まずお店に入ってみましょう!
「初心者なのにいいのかな?」
「店員さんに話しかけられないかな?」
と、ドキドキする方もいると思いますが・・・安心してください。
ほぼ100%話しかけられます!!笑
でも、大丈夫です。次の3つのことを言えばあなたの希望が店員さんに伝わって、一緒にギターを探してくれる頼もしい助っ人になります。
1,初めてギターを買いにきたこと。
2,どんなギターが欲しいか(どんな曲を弾きたいか)。
3,予算はどのくらいか。
この3つを最初に店員さんに伝えると、話がかなりスムーズに進みます。
ちなみに初心者だからってあなたのことを馬鹿にしたり、軽く見たりする店員さんはいないと思います。
なぜなら、その店員さんも最初は初心者だったからです笑
もしかしたら、たまに丁寧すぎて「このギターはマホガニーでうんたらかんたら」みたいな話をする店員さんもいると思いますが・・・
わからないことは「わからないです!」ってハッキリ言っちゃって大丈夫です!
その方が店員さんも、あなたの希望に寄り沿っていけますし、あなた自身の妥協しないギター選びができます。
なんとなく店員さんに言われるがままに買ったギターだと心にしこりができかねません。
そこでしこりができると、それを言い訳にして、後々弾き続けることをやめてしまう可能性もあります。
なので自分の希望は店員さんにハッキリ伝えましょう!!
レッツ試奏!弾けるか弾けないかは問題じゃない!
気に入ったギターがあったら試奏してみましょう!
試奏とは、店内にディスプレイしてあるギターを実際に弾かせてもらうことです。
店員さんが一緒にいれば店員さんの方から「弾いてみますか?」と声をかけてくれます。
もし、一緒でなければ「ちょっと弾いてみたいんですけど・・・」と声をかけてみましょう。
そして、店員さんに話しかけるのが恥ずかしい方!笑
裏技があります。
気になったギターの前に立ち続けて、そのギターを凝視しましょう!笑
すると、気がついた店員さんが「弾いてみますか?」と声をかけてくれると思います。
さあ、ギターを持ったら試奏してみましょう!
と言っても、コードが弾けなければ最初は「どうすればいいんだ、、、」と困っちゃうと思います。
困ってしまったら以下のようにしてみましょう。
・左手で簡単にネック(ギターの首)を握って感触を味わう。
・左手でネックを支えつつ、弦のどこも押さえずに「ジャラ〜ン」と弾いてみる。
・弦を一本ずつ弾いてみる。
以上のことをやって、
・自分の手や体にフィットするか?
・なんとなくいい音がするか?
を自分で感じてみましょう。
最初は、「なんとなくいい感じがする」とかそんな判断基準で大丈夫です。
「なんとなく違うのも弾きたい・・・」と思ったら、違うギターも弾かせてもらいましょう!
お客さんがギターを何本か弾き比べて、最終的に「今日は買わない」なんていうことも、店員さんの日常としてはあることだと思います。
あなたが納得するギター選びができるかどうかが、一番重要です。
もし、気に入ったギターと出会えれば・・・
買ってみましょう!!
いい出会いがあればあなたはワクワクドキドキして、早く家に帰って弾きたくてしょうがなくなると思います。
そこからあなたのギター人生が始まります。
ようこそ、ギタリストの世界へ!!!
ギターを始めたいあなたに
ここまで、読んでくださってありがとうございます。
「ギターを始める」ってハードルが高く感じちゃいますよね。
でも、「ハードルが高い」とか「恥ずかしい」という理由で、読んでいるあなたに諦めて欲しくないんです。
だって、、、
ギターを弾くってとっても楽しいことだから!!!
本当にこれは確信を持って言えます。
ギターを弾くことは楽しいです。
また、ギターを通して様々な出会いもありました。
一緒に歌ってくれる友達ができました。
一緒に演奏してくれるバンド仲間ができました。
自分の弾き語りを聴いて、喜んでくれる人がいました。
子供が生まれたときにその子の歌を作って、聴かせてくれた夫婦もいました。
ギターを通して、あなたの「楽しい」や「幸せ」がもっともっともーっと増えていきますように♪
最後にもう一度言います。
ようこそ、ギタリストの世界へ!!!
おしまい🐟